在宅介護・在宅医療

今朝、携帯でニュースを見ていると気になるのがありました。最近歌舞伎で有名な方の奥様が乳がんで亡くなられ、最後に夫に「あいしてる」と言ったのは嘘だという医者が多いと書かれていました。

その方は、在宅医療に力を注がれているかたで、末期のがんになると、とても耐えがたい痛みなどがあり、痛み止めだけでは足りなくて点滴で、強い睡眠薬を投与し、眠らせることで苦痛から解放するのが一般的な処置で病院に勤めている医者だと、その方法

終末期に処置をするので、最後に「愛してる」と夫に言ったのは嘘と言うであろうが、在宅では本人の意思を尊重する医者であり、また色々経験ある医者であれば、強い点滴の睡眠薬は極力薦めずに、本人が意識のある状態で家族と話せる状態でできるだけ最後の時を迎えるまで家族と一緒に頑張ると話されており、そのやり方であれば、本人も最後の時に夫に「愛してる」という言葉も掛けれる状態であると話されていました。

私は医療でなく介護の分野ですが、２４時間３６５日で事業所をしています。夜間遅い時間にも数名の職員さんが動いてくれています。多い時には１０名ほどの職員さんが、夜間遅い時間に動く日もあります。私も職員さんだけでは申し訳ないので、休みの日以外は夜間のケアに出ます。

私は２４時間３６５日年中無休で訪問介護の事業所を行うことで、少しでも本人の意思に反し施設に入る利用者様を減らせたらと思い行っています。

ただ年中無休で事業所を行っていても、私を含め職員全ての技術及び知識が高くて初めて利用者様も在宅での生活が継続できると思っています。

しかし、職員さんに無理をさせていないか色々と考える時も今まで多々ありました。夕方、17時や18時で事業所を閉めたら職員は楽だろうなと思った時もあります。

しかし自分や自分の大切な人や愛する人や家族が介護が必要になった時、やはり24時間３６５日年中無休で訪問介護を行っている所があり、任せられる安心できる事業所があれば、どれほど心強いか考えると、私は、やはり頑張っていこうと思います。

その中で、今朝、在宅医療を真剣に考えてくださるドクターの話が書いてあるニュースを見て、こういうドクターが増えてほしいなと素直に思いました。